果たして

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 山月記(国語読解) 山月記(昔の文学)




・「果(は)たして」と読みます。


・「果たして」の用法 ①疑問の意味の強調

           ②仮定の意味の強調

           ③前述の内容を受ける

 ① 疑問の意味を強調する用法

・本居宣長の文章に次のような文があります。

そのさして教へたるごとくにして、果たしてよきものならんや。
そのはっきりと示して教えるようにして、本当によいものだろうか。

 ② 仮定の意味の強調

・萩原朔太郎の文章に次のような文があります。

もし現代の日本の子供が、果たしてある人々の言ふごとく、本来の童話精神を喪失し、老成人のごとく常識家化してをるならば、まさにそれは日本文化の虚脱である。

 ③ 前述の内容を受ける

・「戦国策」に次のような文があります。

・周君が景翠に秦が宜陽を落としてから進軍するように助言していました。

秦抜宜陽、景翠果進兵。
秦宜陽を抜く、景翠果たして兵を進む。
秦が宜陽を落とした、景翠は本当に軍を進めた。

・「果たして」は「周君の助言どおり」という意味です。

・山月記には「果たして一匹の猛虎が草むらの中から躍り出た」と書かれています。

・「果たして」は「駅吏の言葉どおり」という意味です。





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