盗人の正体・古今著聞集 現代語訳・品詞分解・原文

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しおほせむこと難くおぼえければ、
相手をみな打ち負かすのは難しいと思われたので、
・ しおほせ … サ行下二段活用の動詞「しおほす」の未然形
・ む … 婉曲の助動詞「む」の連体形
・ 難く … ク活用の形容詞「難し」の連用形
・ おぼえ … ヤ行下二段活用の動詞「おぼゆ」の連用形
・ けれ … 過去の助動詞「けり」の已然形

かく交はりて、物分けむ所に行きて、
このように入り混じって、物を分配する所まで行って、
・ 交はり … ラ行四段活用の動詞「交はる」の連用形
・ 分け … カ行下二段活用の動詞「分く」の未然形
・ む … 婉曲の助動詞「む」の連体形
・ 行き … カ行四段活用の動詞「行く」の連用形

強盗の顔をも見、また散り散りにならむとき、
強盗の顔を見て、また散り散りになるときには、
・ 見 … マ行上一段活用の動詞「見る」の連用形
・ 散り散りに … ナリ活用の形容動詞「散り散りなり」の連用形
・ なら … ラ行四段活用の動詞「なる」の未然形
・ む … 婉曲の助動詞「む」の連体形

家をも見入れむと思ひて、かくは構へけり。
家ものぞいてみようと思って、このように行動したのだった。
・ 見入れ … ラ行下二段活用の動詞「見入る」の未然形
・ む … 意志の助動詞「む」の終止形
・ 思ひ … ハ行四段活用の動詞「思ふ」の連用形
・ 構へ … ハ行下二段活用の動詞「構ふ」の連用形
・ けり … 過去の助動詞「けり」の終止形


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