ある人弓射る・徒然草 現代語訳・品詞分解・原文

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       [ 詳しい解説 ]

毎度ただ得失なく、この一矢に定むべしと思へ。」と言ふ。
一矢(ひとや)
射るたびにただ当たり外れを考えず、この一本の矢で決めようと思え。」と言う。
・ なく … ク活用の形容詞「なし」の連用形
・ 定む … マ行下二段活用の動詞「定む」の終止形
・ べし … 意志の助動詞「べし」の終止形
・ 思へ … ハ行四段活用の動詞「思ふ」の命令形
・ 言ふ … ハ行四段活用の動詞「言ふ」の終止形

わづかに二つの矢、師の前にて一つをおろかにせんと思はんや。
たった二本の矢、先生の前で一本をおろそかにしようと思うだろうか。
・ わづかに … ナリ活用の形容動詞「わづかなり」の連用形
・ おろかに … ナリ活用の形容動詞「おろかなり」の連用形
☆ おろかなり … いいかげんである
・ せ … サ行変格活用の動詞「す」の未然形
・ ん … 意志の助動詞「ん」の終止形
・ 思は … ハ行四段活用の動詞「思ふ」の未然形
・ ん … 推量の助動詞「ん」の終止形

懈怠の心、自ら知らずといへども、師これを知る。
懈怠(けだい)
なまけ怠る心は、自分では気づかないといっても、先生はこれをわかっている。
・ 知ら … ラ行四段活用の動詞「知る」の未然形
・ ず … 打消の助動詞「ず」の終止形
・ いへ … ハ行四段活用の動詞「いふ」の已然形
・ 知る … ラ行四段活用の動詞「知る」の終止形


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