あだし野の露消ゆる時なく


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     [ 現代語訳・原文・語句 ]

あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、
あだし野の露が消える時がなく、鳥部山の煙が立ち去らないで、

住み果つるならひならば、いかにもののあはれもなからん。
ずっと生き続けるさだめであるならば、どんなにものの情趣もないだろう。
・住み果つ … 生き続ける
・ならひ … さだめ
・いかに … どんなにか
・もののあはれ … しみじみとした情趣

世は定めなきこそ、いみじけれ。
この世は無常だから、すばらしいのだ。
・定めなし … 無常である
・いみじ … すばらしい

命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし。
命あるものを見ると、人ほど長寿のものはない。
・久し … 時間が長い


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