をりふしの移り変はるこそ


・ 徒然草「をりふしの移り変はるこそ」の現代語訳と品詞分解です。現代語訳と品詞分解を並べて記載しています。

・ 500個ほど有るといわれている重要語句はカラーで表示しています。150個ほど有るといわれている最重要語句には印を付けています。

HOME(古文記事一覧)>徒然草



・ 下の画像クリックで次のページに進む。

       [ 現代語訳・品詞分解・原文 ]

をりふしの移り変はるこそ・徒然草 現代語訳・品詞分解・原文


       [ 詳しい解説 ]

をりふしの移り変はるこそ、ものごとにあはれなれ。
季節の移り変わるのこそ、ものそれぞれに情趣が深い。
・ 移り変はる … ラ行四段活用の動詞「移り変はる」の連体形
○ こそ(係助詞・強調) ⇒ 結び:あはれなれ(已然形)
・ あはれなれ … ナリ活用の形容動詞「あはれなり」の已然形
☆ あはれなり … しみじみと趣が深い

「もののあはれは秋こそまされ。」と、
「しみじみとした情趣は秋がまさっている。」と、
○ もののあはれ … しみじみとした深い感動
○ こそ(係助詞・強調) ⇒ 結び:まされ(已然形)
・ まされ … ラ行四段活用の動詞「まさる」の已然形

人ごとに言ふめれど、それもさるものにて、
人はだれでも言うようだが、それも一応もっともなことで、
・ 言ふ … ハ行四段活用の動詞「言ふ」の終止形
・ めれ … 推定の助動詞「めり」の已然形
・ さる … ラ行変格活用の動詞「さり」の連体形
○ さるもの … もっともなこと
・ に … 断定の助動詞「なり」の連用形

いまひときは心も浮きたつものは、春の気色にこそあめれ。
気色(けしき)
さらに一段と心も浮き浮きするものは、春の景色であるようだ。
・ 浮きたつ … タ行四段活用の動詞「浮きたつ」の連体形
☆ 気色 … (基本)視覚による自然や人間の様子
          (文脈)情景
○ こそ(係助詞・強調) ⇒ 結び:めれ(已然形)
○ あるめれ ⇒ あんめれ ⇒ あめれ
・ あ … ラ行変格活用の動詞「あり」の連体形(音便)
・ めれ … 推定の助動詞「めり」の已然形


          [ 次のページに進む ]






Copyright プロ家庭教師タカシ All Rights Reserved