月夜


・ 縦書き、全漢字に読み、ひらがな

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 [ 現代語訳・書き下し文1 ]

月夜 現代語訳・書き下し文


     [ 語句・句法 ]

・ 閨 … 婦人の部屋

・ 看る … よく見る

・ 遥かに … 遠く離れた場所から

・ 憐れむ … いとしく思いやる

・ 小児女 … 幼い男の子や女の子

・ 憶ふ … 思いやる、気づかう、案じる

・ 解す … 〜できる


 [ 現代語訳・書き下し文2 ]

月夜 現代語訳・書き下し文


     [ 語句・句法 ]

・ 遥かに … 遠く離れた場所から

・ 憐れむ … いとしく思いやる

・ 小児女 … 幼い男の子や女の子

・ 憶ふ … 思いやる、気づかう、案じる

・ 解す … 〜できる


     [ 原文 ]

今 夜 鄜 州 月

閨 中 只 独 看

遥 憐 小 児 女

未 解 憶 長 安

香 霧 雲 鬟 湿

清 輝 玉 臂 寒

何 時 倚 虚 幌

双 照 涙 痕 乾


     [ 現代語訳 ]

今夜、鄜州の月を、

部屋の中で、ただ独り眺めているだろう。

遠く離れて思いやるのは、幼い子供たちが、

まだ長安の父親の身を気づかうことができないことだ。

かぐわしい霧に美しく豊かな髪がしっとり濡れ、

清らかな月の光に玉のように美しい腕が冷たく光っているだろう。

いつになったら、ひと気のない部屋のカーテンに寄り添って、

ふたり一緒に月光に照らされて涙のあとを乾かすことができるのだろうか。


     [ 書き下し文 ]

今夜鄜州の月

閨中只だ独り看るらん

遥かに憐れむ小児女の

未だ長安を憶ふを解せざるを

香霧雲鬟湿ひ

清輝玉臂寒からん

何れの時か虚幌に倚り

双び照らされて涙痕乾かん






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