子武城に之き絃歌の声を聞く


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 [ 現代語訳・書き下し文1 ]

子之武城聞絃歌之声・論語 現代語訳・書き下し文・読み


     [ 語句・句法 ]

・ 絃歌 … 楽器に合わせて歌うこと

・ 夫子 … 先生

・ 莞爾たり … にっこり笑うさま

・ 焉〜 … どうして〜か

  読み「いずクンゾ〜ヤ」(反語)

・ 子游 … 孔門十哲の一人、姓は言、名は偃、字は子游

・ 対 … 目上の人に答える


 [ 現代語訳・書き下し文2 ]

子之武城聞絃歌之声・論語 現代語訳・書き下し文・読み


     [ 語句・句法 ]

・ 君子 … 為政者

・ 小人 … 一般庶民

・ 二三子 … お前たち

・ 是 … 正しいこと

・ 戯る … 冗談を言う

・ 〜耳 … 〜だけ(限定)




     [ 原文 ]

 子之武城、聞絃歌之声。

 夫子莞爾而笑曰、「割鶏焉用牛刀。」

 子游対曰、「昔者偃也聞諸夫子。

 曰、『君子学道則愛人、

 小人学道則易使也。』」

 子曰、「二三子、偃之言是也。

 前言戯之耳。」


     [ 現代語訳 ]

先生が武城に行き、楽器に合わせてた歌声を聞いた。

先生がにっこり笑って言うには、「鶏を料理するのに、どうして牛切り包丁を使う必要があるだろうか。」と。

子游がお答えして言うには、「以前、私は先生からこうお聞きしました。言われるには、『為政者が礼楽の道を学ぶと人を愛するようになり、一般庶民が礼楽の道を学ぶと使いやすくなる。』」と。

先生が言うには、「お前たち、偃の言ったことは正しい。先ほどの言葉は冗談を言っただけだ。」と。


     [ 書き下し文 ]

子武城に之き、絃歌の声を聞く。

夫子莞爾として笑ひて曰はく、「鶏を割くに、焉くんぞ牛刀を用ゐんや。」と。

子游対へて曰はく、「昔者、偃や諸を夫子に聞けり。曰はく、『君子道を学べば則ち人を愛し、小人道を学べば則ち使ひ易きなり。』」と。

子曰はく、「二三子、偃の言は是なり。前言は之に戯れしのみ。」と。








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