贈別


   白文の原文、ひらがなの読み。

   形式、押韻、対句、主題、心情。

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 [ 現代語訳・書き下し文 ]

贈別・杜牧 現代語訳・書き下し文


     [ 語句・句法 ]

・ 贈別 … 別れのときに詩文を贈ること

・ 惟だ〜 … ただ〜だけ(限定)

・ 罇 … 酒樽

・ 天明 … 夜明け


    [ 原文 ]

 多 情 却 似 総 無 情

 惟 覚 罇 前 笑 不 成

 蠟 燭 有 心 還 惜 別

 替 人 垂 涙 到 天 明


贈別・杜牧 形式・押韻・対句・主題


   [ 現代語訳 ]

情が深いのは、かえって、まるで情が無いように見える。

ただ酒樽を前にして笑えないように感じるだけである。

ろうそくにも心があるのか、別れを惜しんで

人に替わって夜明けまで涙を流している。


   [ 書き下し文 ]

多情却つて似たり総て無情なるに

惟だ覚ゆ罇前笑ひの成らざるを

蠟燭心有り還た別れを惜しみ

人に替はりて涙を垂れ天明に到る






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