九月九日山東の兄弟を憶ふ


   白文の原文、ひらがなの読み。

   形式、押韻、対句、主題、心情。

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 [ 現代語訳・書き下し文 ]

九月九日憶山東兄弟 現代語訳・書き下し文


     [ 語句・句法 ]

・ 九月九日 … 重陽の節句

・ 異客 … 旅人

・ 倍 … いっそう

・ 親 … 肉親

・ 遍く … みんなそろって

・ 茱萸 … かわはじかみ

・ 少く … 欠ける


 [ 歴史的かなづかい ⇒ 現代かなづかい ]

・ 異郷(いきやう) ⇒ 異郷(いきよう)

・ 逢ふ ⇒ 逢う

・ 思ふ ⇒ 思う


    [ 原文 ]

 独 在 異 郷 為 異 客

 毎 逢 佳 節 倍 思 親

 遥 知 兄 弟 登 高 処

 遍 挿 茱 萸 少 一 人


九月九日憶山東兄弟 形式・押韻・対句・主題


    [ 現代語訳 ]

ひとり異郷にいて旅人となっている。

めでたい節句の日になるたび、いっそう肉親のことを思う。

遠く離れて想像する、兄弟たちは高台に登っていて、

みんな茱萸の枝を挿していて、ひとりだけがいないのを。


    [ 書き下し文 ]

独り異郷に在りて異客と為る

佳節に逢ふ毎に倍親を思ふ

遥かに知る兄弟高きに登る処

遍く茱萸を挿して一人を少くを






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