董大に別る


   白文の原文、ひらがなの読み。

   形式、押韻、対句、主題、心情。

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 [ 現代語訳・書き下し文 ]

別董大 現代語訳・書き下し文


     [ 語句・句法 ]

・ 曛し … 日ざしが淡い

・ 紛紛たり … 入り乱れるさま

・ 莫〜 … 〜するな

  読み「〜なカレ」(禁止)

・ 愁ふ … 心配する

・ 誰人〜 … 誰が〜か、〜ない

  読み「たれひとカ〜ン」(反語)


 [ 歴史的かなづかい ⇒ 現代かなづかい ]

・ 家(いへ) ⇒ 家(いえ)

・ 声(こゑ) ⇒ 声(こえ)

・ 洛城(らくじやう) ⇒ 洛城(らくじよう)

・ 折柳(せつりう) ⇒ 折柳(せつりゆう)

・ 故園(こゑん) ⇒ 故園(こえん)

・ 情(じやう) ⇒ 情(じよう)


     [ 原文 ]

 十 里 黄 雲 白 日 曛

 北 風 吹 雁 雪 紛 紛

 莫 愁 前 路 無 知 己

 天 下 誰 人 不 識 君


別董大 形式・押韻・対句・主題


     [ 現代語訳 ]

十里のかなたまで黄色い雲がおおい、太陽の日ざしも淡い。

北風が雁に吹きつけて、雪は入り乱れて降っている。

行く先に親友がいないと心配してはいけない。

世の中の誰があなたのことを知らないだろうか。


     [ 書き下し文 ]

十里黄雲白日曛し

北風雁を吹いて雪紛紛たり

愁ふる莫かれ前路知己無きを

天下誰人か君を識らざらん






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