顕雅の言ひ間違ひ


・ 十訓抄「顕雅の言ひ間違ひ」の現代語訳と品詞分解です。現代語訳と品詞分解を並べて記載しています。

・ 500個ほど有るといわれている重要語句はカラーで表示しています。150個ほど有るといわれている最重要語句には印を付けています。

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       [ 現代語訳・品詞分解・原文 ]

顕雅の言ひ間違ひ・十訓抄 現代語訳・品詞分解・原文


       [ 詳しい解説 ]

楊梅の大納言顕雅卿は、若くよりいみじく言失をぞしたまひける。
楊梅大納言顕雅卿は、若い頃からひどく言い間違いをなされた。
・ 若く … ク活用の形容詞「若し」の連用形
・ いみじく … シク活用の形容詞「いみじ」の連用形
○ ぞ(係助詞・強調) ⇒ 結び:ける(連体形)
・ し … サ行変格活用の動詞「す」の連用形
・ たまひ … ハ行四段活用の尊敬の補助動詞「たまふ」の連用形
・ ける … 過去の助動詞「けり」の連体形

神無月のころ、ある宮腹に参りて、
十月の頃、母が皇女である、ある人の所に参上して、
・ 参り … ラ行四段活用の動詞「参る」の連用形
○ 参る … 貴人のところに行く

御簾の外にて、女房たちと物語せられけるに、
御簾の外で、女房たちと雑談されていた時に、
・ 物語せ … サ行変格活用の動詞「物語す」の未然形
・ られ … 尊敬の助動詞「らる」の連用形
・ ける … 過去の助動詞「けり」の連体形

時雨のさとしければ、供なる雑色を呼びて、
時雨がさあっと降ってきたので、従者である雑用係の使用人を呼んで、
・ し … サ行変格活用の動詞「す」の連用形
・ けれ … 過去の助動詞「けり」の已然形
・ なる … 断定の助動詞「なり」の連体形
・ 呼び … バ行四段活用の動詞「呼ぶ」の連用形


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