木曽の最期「木曽は長坂を経て」


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       [ 現代語訳・原文・語句 ]

木曽は長坂を経て、丹波路へおもむくとも聞こえけり。
木曽は長坂を通って、丹波国方面へ向かうとも言われていた。
・ 経 … ハ行下二段活用の動詞「経」の連用形
・ おもむく … カ行四段活用の動詞「おもむく」の終止形
・ おもむく … 向かって行く
・ 聞こえ … ヤ行下二段活用の動詞「聞こゆ」の連用形
・ 聞こゆ … うわさになる
・ けり … 過去の助動詞「けり」の終止形

また、竜花越にかかつて北国へとも聞こえけり。
また、竜花越えをして北国へ向かうとも言われていた。
・ かかつ … ラ行四段活用の動詞「かかる」の連用形(促音便)
・ かかる … 通りかかる
・ 聞こえ … ヤ行下二段活用の動詞「聞こゆ」の連用形
・ けり … 過去の助動詞「けり」の終止形

かかりしかども、今井が行方を聞かばやとて、
このようだったが、今井の行方を聞きたいと思って、
・ かかり … ラ行変格活用の動詞「かかり」の連用形
・ かかり … このようである
・ しか … 過去の助動詞「き」の已然形
・ 聞か … カ行四段活用の動詞「聞く」の未然形
・ ばや … 〜したい(願望)

勢田の方へぞ落ち行くほどに、今井四郎
勢田の方面へ落ちて行くうちに、今井四郎
・ 落ち行く … カ行四段活用の動詞「落ち行く」の連体形


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