大目に見る

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・「大目」は「細部にこだわらないで大ざっぱに見つもること」を意味します。

・「大目に見る」は「相手の過失や欠点をそれほどとがめないで寛大に扱う」という意
味です。


  [ 例文 ]

 ① 岡本かの子の文章から

 なんだか知らないけど、あたし、まだ子供でしょう。だから大概のことはみなさんか
大目に見ていただけるらしい気がしますのよ。


 ② 太宰治の文章から

「どうも、あいつは、いけません。やたらに天下国家ばかり論じて、そうして私をしか
るのです。」「そんなことはあるまい。」先生は落ちついている。「てれているんだろ
う。A君は、うれしい時にかぎって、不機嫌な顔をする男なんだ。悪い癖だが、無くて
七癖というから、まあ大目に見てやるんだね。」




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