[ 現代語訳 ]

晏子が斉の宰相だったとき、外出した。

その御者の妻が、門の隙間からその夫の様子をうかがっていた。

その夫は宰相の御者となって、大きな傘をかかえ持ち、馬車を引く四頭の馬にむち打ち、

意気揚揚として、とても得意げであった。

やがて帰ってきた。その妻は離縁することを願い出た。




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晏子之御 書き下し文・読み・原文


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晏子為斉相、出。

晏子斉の相たりしとき、出づ。

・ 相 … 宰相

晏子が斉の宰相だったとき、外出した。


其御之妻、従門間而闚其夫。

其の御の妻、門間より其の夫を闚ふ。

・ 御 … 御者

・ 従り(読み:より)

・ 而(語調を整える)

・ 闚 … 様子をうかがう

その御者の妻が、門の隙間からその夫の様子をうかがっていた。


其夫為相御、擁大蓋、策駟馬、

其の夫相の御と為りて、大蓋を擁し、駟馬に策うち、

・ 擁 … かかえる

・ 蓋 … 馬車の上に立てる傘

・ 駟馬 … 馬車を引く四頭の馬

その夫は宰相の御者となって、大きな傘をかかえ持ち、馬車を引く四頭の馬にむち打ち、


意気揚揚、甚自得也。

意気揚揚として、甚だ自得するなり。

・ 意気揚揚 … 元気があり得意げなさま

・ 甚だ(読み:はなはだ)

・ 自得 … 自分自身に得意になる

意気揚揚として、とても得意げであった。


既而帰。其妻請去。

既にして帰る。其の妻去らんことを請ふ。

・ 既而 … やがて

・ 既にして(読み:すでにして)

・ 請 … お願いする

・ 去 … 今までの関係を離れる

やがて帰ってきた。その妻は離縁することを願い出た。


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